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SMAFとは? / SMAF対応音源
ヤマハ音源LSI YMU762 『MA-3』
最大40音同時発音可能、高音質・高機能な携帯電話用音源LSIの第3弾
■独自のハイブリッド音源で表現力豊かな着信メロデイの制作が可能
製品の概要
『MA-3』は、当社の携帯電話・PHS向け音源LSIの第3弾となる製品です。

従来の『MA-1』、『MA-2』にも搭載していた、シンセサイザーやパソコン用音源などに幅広い実績のあるFM音源(注1)に加え、今回の『MA-3』では新たにWaveTable音源(注2)を内蔵しました。最大32音同時発音のFM音源と最大8音同時発音のWaveTable音源を組み合わせることにより、『MA-2』の2倍以上の最大40音を、それぞれ異なる音色で同時発音することが可能です。WaveTable音源は、デジタル録音(サンプリング)した人の声、動物の鳴き声なども、その音程を変化させてメロディに利用して、あたかも楽器音のように扱うことが可能です。

クリアな音質で定評のFM音源、ドラムやストリングス系などの楽器音色を拡張することができるWaveTable音源に、PCM/ADPCM(注3)ストリーム再生機能を組み合わせ、独自の「ハイブリッド音源」を構成しています。これにより、同時に扱える音色の種類が飛躍的に増え、表現力豊かな着信メロディを実現することができます。このハイブリッド音源は、DVA(注4)機構のサポートによって最大同時発音数には限定されない多数の音色を曲中で自由に扱うことができるほか、FM音源、WaveTable音源ともにステレオ再生を可能としています。

さらに、さまざまなメロディ配信フォーマットに柔軟に対応するミドルウェア群や、コンテンツプロバイダー向けのオーサリングツールを合わせて提供するほか、好評をいただいているスピーカ駆動用アンプを内蔵するなど、携帯電話機への組み込み時の使い勝手の良さを考慮した設計を施しています。

詳細は以下の通りです。
主な特長
高音質・多機能なハイブリッド音源を搭載
シンセサイザーやパソコン用音源などに幅広い実績のあるFM音源に加えて、新たにWaveTable音源を内蔵しました。FM音源は、クリアで通りのよい音色を自在に作り出すことができます。またWaveTable音源では、デジタル録音(サンプリング)した人の声、動物の鳴き声なども、その音程を変化させてメロディに利用するなど、あたかも楽器のように扱うことが可能です。それぞれ特長を持つ2つの音源に、4KHz〜48KHzまで任意のサンプリング周波数に対応するPCM/ADPCMストリーム再生機能を組み合わせ、独自の「ハイブリッド音源」を構成しています。
ハイブリッド音源を使えば、定評あるFM音源を活かしながら、WaveTable音源でドラムやストリングス系などの楽器音色を拡張し、PCM/ADPCMストリーム再生機能で特殊な声やドラムループなどのオリジナルのフレーズを重ねるなど、その組み合わせにより表現力豊かな着信メロディを実現することができます。
最大40音同時発音のコンテンツをDVA機構で効率的に制作可能に
最大32音同時発音のFM音源と8音同時発音のWaveTable音源を組み合わせることにより、前モデル『MA-2』の2倍以上となる最大40音をそれぞれ異なる音色で同時発音することが可能です。しかも、DVA機構をサポートしており、40音という最大同時発音数にとどまらない多数の音色を1曲のデータの中で扱えるため、表現力を大きく向上させることができます。
また、各パートの音を左右に振り分けるステレオ再生にはハイブリッド音源の全てのチャンネルが対応しますので、着信メロディやカラオケコンテンツへの応用に加え、ゲーム等でも左右に音像が移動する効果を楽しむことができます。
さまざまなメロディ配信フォーマットに柔軟に対応するミドルウェア群を合わせて提供
『MA-3』は、ヤマハが提唱するオープンなメロディ配信フォーマット「SMAF」(注5)のほか、GM(注6)準拠のSMF(Standard MIDI File)や電話事業者のオリジナルメロディ配信フォーマット等へ幅広く対応するサウンドミドルウェアをLSIとともに提供いたします。また、コンテンツプロバイダー向けに、音色のライブラリ、評価用のボード、演奏データ作成・編集用のソフトウェアを含むオーサリングツールも提供します。これにより、コンテンツ制作者は高品位なメロディを効率的に開発可能です。
携帯電話機への組み込み時の利便性を考えた機能を内蔵
電源電圧3.6V時で580mWのダイナミック型スピーカ駆動用アンプを内蔵したのに加え、携帯電話の機種ごとに異なる周波数特性を補正して最適な音質で発音できるイコライザー回路も内蔵しています。
また前モデル『MA-2』より好評をいただいているLEDやバイブレータをコントロールする端子も備えており、携帯電話のバイブレータの駆動タイミングを、音楽(音符)にあわせてコントロールできる「サウンドバイブレーション機能」に対応しています。これにより、ビートに合わせた振動体感をゲームなどへ加えることが可能です。
<注>
  1. FM音源(Frequency Modulation)周波数変調を利用した音源方式で、電子楽器やコンピュータミュージックなどで幅広い実績があります。自然楽器の合成音から電子音まで自由な音作りが可能なうえ、データ量が小さいため携帯電話など通信用途にも適しています。

  2. WaveTable音源メモリに格納された音色データを読み出し、再合成して音を出す音源方式です。もともと実際の音を録音して音色を作るためリアルな音が出せる反面、音質を上げるためには大量のメモリを必要とします。

  3. ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)PCM(Pulse Code Modulation)は、音などのアナログ信号をデジタル信号へ変換するデジタル録音方式です。連続した波形である音の信号を一定の周期で切り出し(サンプリング)、量子化することでデジタル信号として記録します。ADPCM方式では、サンプリングの際に隣り合うデータの差分だけを量子化することで、全体のデータ量を小さくしています。

  4. DVA(Dynamic Voice Allocation)音源の発音能力を効率的に使うために、どのパートなのかにとらわれずに空いているボイス(発音スロット)を見つけて動的に割り当てる方式です。パート毎に音色があらかじめ割り当てられる固定方式に比べて常に多くの音を同時に鳴らすことができるため、表現力や厚みがあるコンテンツが作りやすくなります。

  5. SMAF (Synthetic music Mobile Application Format)「SMAF」は、携帯電話をプラットフォームとして、音や画像を組み合わせたマルチメディアコンテンツのために、当社が開発し公開しているデータフォーマットです。音楽データのほか、テキストや画像(静止画、動画)、デジタル音声のデータ(PCM/ADPCMなど)も同時に扱うことができます。急速に進化を続けている携帯電話のコンテンツに適しており、着信メロディ・声の着信音はもとより、カラオケ練習、ゲームなど、音楽とテキスト、画像が一体となったさまざまな形態のサービスやコンテンツへの応用が可能です。

  6. GM(General MIDI)電子楽器などをコントロールする国際標準規格・MIDI(ミディ=Musical Instrument Digital Interface)の応用例で、音色配列などに関する共通仕様を定めたもの。
主な仕様
主な機能・仕様
  • ステレオハイブリッド音源搭載
  • MA-2に対して FM演算用基本波形やアルゴリズムを強化。
  • FM、WaveTable音源用のデフォルト音色をROMで内蔵。かつRAMに任意の音色をダウンロード可能。
  • FM+WaveTable音源で最大40音同時発音可能(独立40音色可)。更に2本のPCM/ADPCMストリームを同時に再生可能
  • PCM/ADPCM再生はサンプリング周波数 4kHz〜48KHzに対応
  • ハードウェアシーケンサー内蔵
  • 16bitステレオD/Aコンバータ内蔵
  • スピーカアンプ内蔵(電源電圧3.6V時に580mW出力可能)
  • 音質補正用イコライザー回路内蔵
  • ヘッドフォン用ステレオアナログ出力端子サポート
  • パワーダウンモードサポート
  • PLLを内蔵し、2〜20MHzまでのクロック入力をサポート。
電源
  • スピーカアンプ専用アナログ電源:2.7V〜4.5V
  • その他電源:2.7V〜3.3V
プロセス
CMOS
パッケージ
32ピンプラスティックQFN
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Copyright(c) 2008 Yamaha Corporation. All rights reserved.
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