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SMAFとは? / SMAF対応音源
ヤマハ音源LSI YMU757 『MA-1』
FM音源内蔵で着信メロディの高音質化を可能に
多彩な音色で豊かな音楽表現が可能な携帯電話用音源LSI
〜コンテンツプロバイダー向けオーサリングツールも提供〜
製品の概要
昨年来、携帯電話やPHSなどで着信時の呼び出し音をメロディにして知らせる着信メロディが幅広い人気を集め、サービスを提供する電話会社、対応機種ともに増え続けています。メール機能による着信メロディのデータ配信サービスや、自分で電話機にメロディを入力するための本がヒットしているほか、入力用のガイドを同梱したCDも発売されるなど、さまざまな広がりを見せています。

 このほどサンプル出荷を開始する『MA-1』は、こうした着信メロディを大幅に高音質化、多機能化させる携帯電話・PHS向けの汎用音源LSIです。現在の着信メロディが、単調な電子音をベースにしてメロディを奏でているのに対して、『MA-1』にはシンセサイザーやPCサウンドカードなどで幅広く使われている当社独自のFM音源(注1)を内蔵しています。標準ライブラリとして128種の音色を用意しているほか、それぞれ異なる音色で最大4音の同時発音が可能になるため、着信メロディの音楽としての表現力が格段に向上します。また、コンパクトな大きさの演奏データで高音質なメロディが再生できるほか、携帯電話のCPUに負担を掛けずに複雑なメロディも再生できるハードウェアシーケンサーや、電話のボディー形状やスピーカの機種にあわせて音質を補正できるイコライザー回路を内蔵するなど、電話機への組み込み時の使い勝手の良さを配慮した設計になっています。さらに、ダイナミック型スピーカを駆動できる300mWのアンプを、単品の音源用LSIとしては業界ではじめて1チップ内に収めています。これにより、スピーカ用アンプを別途用意する必要がなくなり、省スペース化を実現します。

 当社では、今回の『MA-1』の開発にともない、『MA-1』の性能を最大限引き出すための、音色のライブラリ、評価用のボード、演奏データ作成・編集用のソフトウェアを含むオーサリング・ツールも開発しております。オーサリング・ツールは、演奏データを開発するコンテンツプロバイダーに対して提供いたします。また、着信メロディや電話の保留音だけでなくさまざまな形態のコンテンツを実現するために、テキストや静止画データをメロディと同時に扱うことができるマルチメディアフォーマットを開発し、推奨していきます。

『MA-1』の主な特長は以下の通りです。
主な特長
着信メロディを高音質な音楽に
『MA-1』には、シンセサイザーやPCサウンドカードなどで幅広く使われているヤマハ独自のFM音源を内蔵しています。標準ライブラリとして128種(GM(*) 相当)の音色が用意されているほか、FM音源はその原理上無限に音色を生み出せるため、黒電話風のベル音やオルゴール音など効果音的なものやリズム楽器音も発音可能です。同時発音数は最大4音で、4音の和音のほかそれぞれ異なる音色を割り付けることが可能です。このため、現在の単調な電子音による着信メロディに対して、音楽としての表現力が格段に向上します。さらに、音色データは固定ではなく『MA-1』の外部から与えることができるため、プリセット音色に制限されることなくそれぞれのメロディに最適な音色を使って再生することが可能です。
*GM=General MIDI、MIDI(注2)の音色配列に関する標準規格
コンパクトな演奏データ容量
FM音源方式は、表現力豊かで高音質なメロディ再生が可能ながら演奏データのサイズが小さく、現行の携帯電話のデータ転送速度、メモリ容量に十分適合するコンパクトな大きさの演奏データとなっています。
組み込み時の利便性も考えた設計
携帯電話のCPUに負担を掛けずに複雑なメロディも再生できるハードウェアシーケンサーを内蔵しているほか、シーケンサーへのデータ入力は、シリアルポートを経由して携帯電話内部のメモリから演奏データを転送する方式をとっているため、データ容量(演奏時間)の制限もありません。また、独立ボリューム制御が可能なイヤフォン出力端子もサポートするなど、豊富な機能と組み込み時の使い勝手の良さを配慮した設計としています。
スピーカアンプとイコライザー回路を内蔵
『MA-1』は、今後携帯電話への搭載が一般化するダイナミック型スピーカを駆動できる300mWのアンプを、単品の音源用LSIとしては業界で初めて内蔵しています。これにより、アンプを別途用意する必要がないので省スペース化を実現します。さらに、電話のボディー形状やスピーカの機種ごとに異なる周波数特性を補正して、最適な音質で発音できるイコライザー回路も内蔵しています。
オーサリングツールや推奨データフォーマットも開発
コンテンツプロバイダー向けに、音色のライブラリ、評価用のボード、演奏データ作成・編集用のソフトウェアを含むオーサリングツールも開発しています。これにより、コンテンツ制作者は高音質なメロディが開発可能です。また、着信メロディや保留音のみならず、カラオケの練習等に使える歌詞付きメロディや、音楽を使用したゲーム機能などさまざまな形態のコンテンツを開発できるように、テキストや静止画データをメロディと同時に扱うことができるマルチメディアフォーマットも開発し、推奨していきます。
<注>
  1. FM音源
    FMとはFrequency Modulationの略で周波数変調を意味します。この原理に基づいて音作りが行えるヤマハ独自の音源方式です。この方式を用いると比較的簡単な回路で自然楽器の合成音から電子音まで、幅広い音づくりが可能です。

  2. MIDI(ミディ=Musical Instrument Digital Interface)
    電子楽器などをコントロールする国際標準規格で、どのタイミングで、どの位の強さで弾いた、などの演奏情報をデジタルデータ化したものです。このデータにより、MIDI規格に対応した楽器を、コンピュータや他の電子楽器からコントロールできます。
主な仕様
主な機能・仕様
  • 独自のFM音源機能搭載
  • 同時発音数最大4音(独立4音色可)
  • ハードウェアシーケンサー内蔵
  • スピーカアンプ内蔵
  • 音質補正用イコライザー回路内蔵
  • パワーダウンモードサポート(Typ 1µA以下)
電源
3.0V ± 10%
プロセス
CMOS
パッケージ
20ピンプラスティックTSSOP
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SMAF対応音源・端末情報
Copyright(c) 2008 Yamaha Corporation. All rights reserved.
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