この問いにきちんと答えるためには、優れたSMAFとは厳密にはどんなものかを定義することから、まず始めなければなりません。そのために、SMAF/MAシステムのメリットを最後にもう一度おさらいしましょう。
特性:
- FM音源のサウンドは、48kHzで再生されます。つまりFM音色を使えば、ヌケのよいクリアなサウンドを、携帯電話端末で常に実現できるのです。
- PCMも、音色として利用するとき、高いサンプリング・レートを採用することができます。ストリングスやコーラスのようなFM音色にはあまり適していないサウンドの代わりとして、非常に役立ちます。
- MA音源LSIはまさにシンセサイザーなので、携帯電話端末で聴いたとき最高のサウンドとなるように、シンプルなGM音色をはじめとするあらゆる音色を微調整することができます。
- FM、PCM双方のサウンドを高度に重ね合わせることによって、豊かなオーケストレーションが実現できます。
- MIDI、サウンド合成、StreamPCMを最適にミックスすることによって、SMAFファイル(.mmf)のサイズは、非常に小さくなります。
- StreamPCMという、より大きなサウンドの付加機能によって、SMAFにリアル感を簡単に出すことができます。
- MIDI、FM/PCMサウンド合成、StreamPCMをミックスして使用できるので、SMAF/MAオーディオエンジンで着信メロディを制作すると、高いレベルの柔軟性と独自性を実現できます。
次の図は処理の概略を示しています。詳しい手順は、図の後で説明しています。



