MA-7は、着信メロディ作成のための、完成度の高い"ミニ"音楽制作スタジオです。MA-7には、プログラム可能なMIDI サンプラーとFMハイブリッド・シンセサイザが組み込まれています。また、16本のPCMオーディオ・トラックがサポートされ、HV音源も搭載しています。さらに、リバーブやコーラスなどのエフェクタ、および3Dポジショニングをすべてのトラックに適用できます。制作フローをスピードアップするために、音色、オーディオ、HV音色、HVスクリプト、エフェクト、および3Dパターンを含むライブラリを別々に保存して、必要に応じてロードできます。これによって、プロジェクト間でのデータ移動が向上し、あなたの制作を支えるすべてのデータに容易にアクセスできるようになります。
この連載記事では、MA-7によるSMAF制作テクニック全体について総合的に説明しますが、特に、下記の点に重点を置いています。
a) 3Dポジショニングの使い方
b) エフェクタの使い方
c) PCMシンセサイザの強化について
d) FMシンセサイザの強化について
まず、まったく新しい機能である3Dポジショニングから始めます。
空間に存在する音について私たちが感じる音像定位は、左右スピーカーの相対的な音量のみで得られるわけではありません。実際、モノラル信号であっても、あたかも左または右から聞こえるようにすることができます。また、効果はわずかですが、上や下から聞こえてくるようにさえ信号を加工できます。着信メロディで非常に重要なことは、存在するすべての音により作り出される音場が、スピーカー同士の物理的な間隔に比べてはるかに広い"幅"を持つように感じられる点にあります。







